【IT未経験からエンジニア転職】私が「気軽におすすめしない」3つの理由

あなたは、エンジニアという職業にこんな「キラキラしたイメージ」を持っていませんか？

エンジニアはスキル次第でキャリアアップしやすく、リモートワークなど柔軟な働き方も可能な職業です。

ですが、実際にIT未経験からエンジニアへの転職を経験した私からすると「気軽に『おすすめだよ！』とは言えない……。」というのが正直な気持ちです。

転職を甘く考えていると、想像以上に

からです。

この記事では、IT未経験からエンジニアへの転職を私が「気軽におすすめしない」3つの理由を実体験を交えてお伝えします。

この記事があなたがエンジニアという道を冷静に判断するための、そして後悔のない選択をするための一助となれば幸いです。

【理由①】乗り越えるべき「学習の壁」が想像以上に高い

IT未経験からエンジニアを目指す方の多くは、まずProgate（プロゲート）のような学習サイトでプログラミングの勉強を始めるのではないでしょうか。

多くの方がここで最初の壁にぶつかります。

IT未経験者にとって、プログラミングの学習は想像以上にハードルが高いものです。

そして、仕事で求められる知識やスキルはこうした基礎学習を終えただけでは全く足りません。

IT未経験の状態から「一人前のエンジニア」として通用するレベルに到達するには、当然ですが簡単な道のりではありません。

まるでゴールの見えないマラソンのようです。

【理由②】実務で「仕事についていけない」絶望感を味わうことも

IT未経験からエンジニアに転職後、

SNSなどで、こんな風に喜びの声を上げている方を見かけることがあるかもしれません。

もちろん、未経験からエンジニアへの扉を開いたこと自体は素晴らしいことであり、心から祝福します！

ですが……本当の物語は、ここから始まるのです。

多くの「現役エンジニア」は、

といったバックグラウンドを持っている人が少なくありません。

そんな「プロ」が集まる環境に、IT未経験の人がいきなり飛び込んですぐに仕事で活躍できるかというと………。

その厳しい状況の中で、何年間も食らいついていく覚悟はありますか？

仕事についていけず、精神的に大きな負担を感じる可能性も十分にある、ということはしっかりと覚悟しておく必要があるでしょう。

【理由③】最初の数年間は「給料が低い」現実と向き合う必要がある

少し厳しい質問をさせてください。

多くの場合は転職によって一時的に年収が下がることになると思います。

IT未経験でエンジニアに転職した場合、最初の年収は300万円前後に落ち着くことが多いと言われています。

アルバイトや契約社員としてキャリアをスタートする場合は、月収15万円～20万円程度というケースも珍しくありません。

ただし、一定レベルのスキルを身につけ経験を積むことで、その後の転職やフリーランスとしての活動を通じて年収を大幅にアップさせるチャンスは本当にたくさんあります。

それでもエンジニア転職を目指すあなたへ

ここまで「IT未経験からエンジニアへの転職を、私が気軽におすすめしない3つの理由」をお伝えしてきました。

厳しい現実をたくさんお伝えしましたが、これは決して「エンジニアになるな」と言いたいわけではありません。

最初の数年間の苦労や困難を乗り越え、一定以上のスキルを身につけることができれば

といった大きなメリットを享受できる、非常に魅力的な職業です。

「気軽にはおすすめしない」けれども、しっかりと現実を理解し覚悟を決めて準備をした上で挑戦するのであれば、それは素晴らしい選択になり得ると私は考えています。

エンジニアへの転職を目指す方は、ぜひ、この記事で触れた「リアルな現実」をしっかりと理解した上で後悔のない一歩を踏み出してください^^！