はじめに

私自身、「エンジニアになりたい!」と勢いで転職したものの、
現実は想像以上に厳しく「こんなはずじゃなかった…」と悩んだ経験があります。
実際、IT未経験エンジニアの1年目は
覚えることが多すぎて頭がパンクしそうになります。
ですが、すべてのITエンジニアが「未経験」からスタートしており、
多くのエンジニアが通る道だからこそ乗り越えるためのコツもあります。
この記事では、
- 👿未経験エンジニア1年目が感じる「地獄」
- 👼1年目を乗り越えるための「心構え4選」
についてお伝えします。
1年目の未経験エンジニアが直面する「地獄」
【地獄1】何を言っているのか、全く分からない
日本語で会話しているはずなのに、先輩たちの会話が理解できない…。
例えば、エンジニアの職場では常にこんな会話が飛び交っています。
コードを見て「これ、本当に人間が書いたの?」と感じることも。
最初の数ヶ月は、「自分は場違いなのでは…?」という気持ちに襲われがちです。
【地獄2】エラー地獄
プログラムを書いて実行するたびに、立ちはだかるエラー。
時間だけが過ぎていき、工数と人件費の増加に対するプレッシャーが募る。
- 何時間もかけたのに動かない
- どこが間違っているのか分からない
- エラーメッセージを読んでも理解できない
特に「ググっても解決策が見つからない」ときの絶望感はハンパじゃないです。
【地獄3】質問したくてもできない
「分からないことは聞いてね!」と言われたけど、
- 先輩が忙しそうで声をかけづらい
- そもそも何を聞けばいいのか分からない
- 一度聞いたことをまた聞くのが怖い
- この質問をして引かれるかもしれない
結果として一人で抱え込んでしまい、負のスパイラルに陥ることも多々。
【地獄4】成長できている気がしない、焦る
「現場で1年働けばバリバリ活躍できるエンジニアになっているはず!」
と、理想を抱いていたのに現実は…
- 毎日エラーと格闘するだけで精一杯
- 先輩と比べると自分がすごく遅れている気がする
- 「自分は向いてないのでは?」と不安になる
IT未経験エンジニアにとって、焦りは精神的にキツいです。
地獄の1年目を乗り越えるための心構え
【心構え1】最初はできなくて当たり前。絶対に焦らない

エンジニアの仕事は、1日や2日でできるようになるものではありません。
最初の1年は「学習期間」と割り切るほうが楽になります。
焦らずに、日々淡々とエラーの調査や質問を続けましょう。
先輩に方向性を確認しつつ、日々淡々と学習を続けていれば絶対に仕事はできるようになります。
焦らず進んでいきましょう。
【心構え2】エラーは友だち

エンジニアの仕事は、エラーと向き合うことです。
- エラーメッセージを焦らずじっくり読む
- まずは自分で調べてみる(Google検索・生成AI・公式ドキュメント活用)
- 解決した内容をまとめておく(後で絶対役立つ!)
エラーに慣れると、エラー解決が楽しく感じられるようになります。
エラーに対してどーーーんと構えましょう。
「エラーは友だち」です。
【心構え3】質問するときは必ず「主体的な内容」を意識する

「聞きづらい…」と思うかもしれませんが、質問しないままだと成長も遅くなります。
ただし、やみくもに聞くのではなく、
- 自分で調べたこと
- どこまで理解できているか
- どこでつまずいているのか
上記の3つを整理し「主体性」を意識した質問をすると、
長い目で良いコミュニケーションを続けることができると思います。
【心構え4】数年単位で長く続けるために、小さな成功を大事にする

日々できることが少ないぶん
「まだ何もできていない…」
「今日は何もできなかった…」
と絶望しがちですが、
- 💗エラーを1つ解決できた!
- 💗コードを少しずつ理解できるようになった!
- 💗先輩に褒められた!
などの小さな成功を意識すると、自信がついてきます。
大切なのは「とにかく続けること」。
今は分からなくても、1年後には確実に成長しています。
自分で決めた期間は途中で諦めず、毎日少しずつでも学習を続けていきましょう。
まとめ

未経験エンジニアの1年目は、正直キツいです。
ですが、1年目を乗り越えた人は確実に成長し2年目、3年目…と成長し続けています。
- 最初はできなくて当たり前。絶対に焦らない
- エラーは友だち
- 質問するときは必ず「主体性」を意識する
- 数年単位で長く続けるために、小さな成功を大事にする
エンジニアの全員が初心者からスタートし、
心構えを意識した上で「行動を続けた人」だけがエンジニアとして活躍しています。
焦らず、楽しみながら「日々淡々と」行動しましょう!