エンジニアは未経験からでも目指せる職業として人気がありますが、
そんな疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
何を隠そう、私自身も20代半ばで全くのIT未経験(元保育士)からエンジニアに転職しました。
あれから5年以上が経ちましたが、結論から言うと、心から「転職してよかった」と感じています。
そこで今回は、未経験からエンジニアに転職して「本当に良かった!」と感じたことを、私のリアルな経験に基づいて3つお伝えします。
筆者のざっくりプロフィール
- ✅ 20代半ば:IT未経験の保育士からエンジニアへキャリアチェンジ
- ✅ 現在:30代、バックエンドエンジニアとして勤務
「サーバーって何?美味しいの?」「データベースって何?エクセルの仲間……?」
本当にこんなレベルからのスタートでした(笑)。
【本音】エンジニア転職の「厳しかった現実」
このブログでは、私のありのままの経験と本音をお伝えしたいと思っています。
だからこそ、良かった話をする前に、まず「エンジニア転職の厳しかった現実」について触れさせてください。
未経験からのエンジニア転職は、正直なところ誰にでも気軽におすすめできる道ではないからです。
仕事が全くできず、毎日が辛かった

これに尽きます。本当にこれに尽きます。
未経験からのスタートだったので、入社後の数年間は自分でも情けないくらい仕事ができませんでした。
- ✅ 何をどうすればいいのか、全く見当もつかない
- ✅ 質問したくても、自分が何が分からないのかすら説明できない
- ✅ 周りのエンジニアが優秀すぎて、毎日自分の無力さに絶望する
- ✅ 後から入社した未経験の同僚に、あっという間に追い抜かされていく焦り
正直、精神的にめちゃくちゃしんどかったです。
帰り道、一人になると涙が止まらない日も少なくありませんでした。
【体験談】エンジニアに転職して良かったこと3選
少し重たい話が先になりましたが、ここからは私がエンジニアに転職して「本当に良かった!」と感じていることを3つご紹介します。
① 問題解決能力が爆上がりし、私生活でも役立っている

これは個人的に、日々の幸福度を最も上げてくれたスキルだと感じています。
具体的には……
- ネットを駆使して、欲しい家具を一番お得な価格で見つけて購入する
- 家電が動かなくなっても落ち着いて検索し、自分で解決できた
- 副業案件に応募し、わからないことは工夫しつつ解決。報酬をいただく経験ができた
など金銭的なメリットはもちろん、自分でできることが増えることで心の余裕にも繋がっています。
この問題解決能力は、仕事だけでなく日常生活のあらゆる場面で役立っており本当に大きな財産だと感じています!
② 収入がアップし、生活にゆとりが生まれた

これも非常に大きな変化でした。
エンジニアとしてのキャリアをスタートした当初は、時給1,000円のアルバイトでした。
単純計算すると、月収は………。
時給1,000円 × 1日8時間 × 月20日勤務 = 16万円
ここから税金や社会保険料が引かれるので、手取りはさらに少なく、正直かなりカツカツの生活でした。
ですが………!
約3年後、実務経験を積んで正社員として別の会社に転職することができ、
- ✅ 給料が大幅にアップした
- ✅ ボーナス(賞与)がもらえるようになった
- ✅ 経済的な不安が減り、生活に余裕が出てきた
③ キャリアの選択肢が格段に広がった

これも、エンジニアになってからの幸福度を大きく上げてくれた要素の一つです。
エンジニアとしてのスキルや経験を積むと、転職サイトやエージェントからのスカウトを見て驚くことがあります。
- ✅ 今よりも年収の高い条件を提示してくれる企業
- ✅ CMなどで一度は聞いたことのあるような有名企業
- ✅ 独自のサービスを展開する自社開発企業や、勢いのあるスタートアップ企業
など、以前の自分では考えられなかったようなたくさんの魅力的な選択肢が現れます。
「次はどんな会社で、どんな技術に挑戦してみたいか?」
「もっとスキルを磨いて、あの憧れの企業を目指してみよう!」
最後に:困難を乗り越えた先に見えたもの

エンジニアに転職してから今日まで、楽な道のりではありませんでした。
特に最初の数年間は、何度も言いますが「本当に、本当に、本当に」キツかったです。
そのめちゃくちゃ大変だった日々があったからこそ、
- ✅ プログラミングという専門スキル
- ✅ 自ら課題を見つけ、解決策を探る問題解決の習慣
- ✅ 仕事ができなかった時期に味わった悔しさや、それをバネに努力した経験
など、お金では買えない経験とスキルを得ることができました。
今、胸を張って言えます。
「エンジニアに転職して、本当に良かった」と。

かつての私のように、エンジニアという道に興味を持ちながらも一歩踏み出すことに不安を感じている方がいるかもしれません。
この記事が、そんな方へほんの少しでも参考になったのならこれ以上嬉しいことはありません。