未経験からエンジニアになりたいけど、ポートフォリオって本当に必要なの……?
プログラミング学習は始めたけど、何を作ればいいか分からない……。
エンジニア未経験の方にとって「ポートフォリオ」はよく耳にする言葉ですが、その重要性や作り方が分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、未経験エンジニアの転職活動において、ポートフォリオはほぼ必須です。
それくらい、転職するにおいて超重要アイテムです。
この記事では
- なぜポートフォリオが必要なのか
- 初心者でも作れるポートフォリオの作成方法と具体的な実例
を分かりやすく解説します。
なぜ未経験エンジニアにポートフォリオが必要なの?
結論、ポートフォリオを見ると
- 未経験者がどれくらいのスキルを持っているか
- 自社で活躍してくれる可能性の有無
を超具体的に判断することができるからです。
まる
履歴書や職務経歴書、短い面接だけで判断するのはめっちゃ難しいからね!
ポートフォリオは、未経験者のスキルのレベルや学習意欲を具体的に見ることができる強力なツールです。
ポートフォリオが必要な3つの理由
1.スキルがわかる
「最低限の基礎スキルは身についている」「自走して学習・開発を進められる」などの具体的なスキルを伝えることができます!
まる
「〇〇を勉強しました」と言うだけより、かなり説得力が増しますね!!
2.意欲と熱意が伝わる
ポートフォリオを作るために主体的に学び、試行錯誤し、完成させるという流れが必要です。
まる
学習意欲やエンジニア転職への熱量をアピールできるチャンスですね。
3.大きな武器になる
ポートフォリオについて質問されることで、技術的な説明を自分の言葉で具体的に説明することができます。
まる
工夫した点や苦労した点を具体的に話せれば、自己アピールに繋がりますね!!
【初心者向け】ポートフォリオ作成の5ステップ
必要性は分かったけど、じゃあ何から始めればいいの……?
まる
今から具体的な作成ステップを5つに分けてご紹介します!!
【ステップ1】目標設定とテーマ決め
まる
自分がどの分野のエンジニア(Web系、アプリ系など)になりたいか、どんな技術(HTML/CSS, JavaScript, Python, Rubyなど)をアピールしたいかを考えましょう!!
まる
ポートフォリオは自分の興味があることや、身の回りの「ちょっと不便だな」と感じることを解決するようなアイデアでOKです🐕️
まる
完全にオリジナルでなくてもいいですが、「なぜこれを作ろうと思ったのか」を説明できるテーマを選びましょう。(例)好きな趣味の記録アプリ、簡単な家計簿ツール、学習記録サイトなど……。
【ステップ2】必要な技術の学習・選定
まる
ステップ1で決めたものを作るためにどんな技術(プログラミング言語、フレームワーク、データベースなど)が必要か調べ、学習を始めます。
なるほど……!なんだか難しい技術に挑戦したくなったり、凝ったポートフォリオを作りたくなっちゃうな。。
まる
初心者のうちから難しく考えるのはNG!!!とにかく、最後までやり遂げられる内容にすることがポイントです。
まる
プログラミングスクールのカリキュラムで作ったものをベースに、自分で機能を追加・改善するのも良い方法ですね💡
【ステップ3】設計・開発
よーーし!!ポートフォリオのテーマも決まったから、バリバリプログラミングするぞ〜〜〜!!!
まる
ちょっと待って!!いきなりコードを書き始めるのではなく、簡単な設計図(どんな画面があって、どんな機能が必要かなど)を考えてみましょう🐕️!
まる
そして実際にコーディングを開始します!最初はエラー続きかもしれませんがエラーメッセージを読んだり、調べたりしながら解決していく経験そのものがスキルアップに繋がります💪
まる
まずは「最低限動くもの」を完成させることを目標にしましょう🔥🔥
【ステップ4】公開・デプロイ
まる
作成したWebアプリケーションやWebサイトを、インターネット上で誰でも見られる状態にします。これを「デプロイ」と言います。
まる
GitHub Pages, Heroku, Netlify, Vercelなど、無料で利用できる便利なサービスがたくさんあります。
そんなにたくさんあるんですね。どれにアップするのが一般的ですか……!?
まる
書いたソースコードはGitHubというサービスを使って公開するのが一般的です!企業側は、成果物だけでなくコードの書き方を見たい場合もあります。
【ステップ5】ポートフォリオサイトの作成
まる
自己紹介、学習したスキル一覧、作成したポートフォリオへのリンク、GitHubアカウントへのリンクなどをまとめた「紹介ページ」を作成します。
まる
このまとめページ自体をHTML/CSSなどで自作すれば、それも立派なポートフォリオになります!難しければ、ブログサービスや Notion などのツールを使っても構いません🐕️
なるほど……!!とにかく流れはわかったので、まずはポートフォリオ作成に挑戦してみます💪🔥!
【実例紹介】どんなポートフォリオを作ればいいの?
未経験者が最初に取り組むポートフォリオとして、よく見られる例をいくつかご紹介します。
【例1】シンプルなブログシステム
まる
記事の投稿、編集、削除ができるシステム(CRUD機能と呼ばれる基本的な機能)です。
【例2】TODOリストアプリ
まる
タスクの追加、完了、削除ができるシステムです。JavaScriptの基本的な操作をアピールできます。
【例3】外部APIを利用したサイト
まる
天気予報APIやニュースAPIなどを利用して、情報を表示するWebサイトです。API連携のスキルを示せます。
【例4】簡単なECサイト風アプリ
まる
商品一覧、カート機能など基本的な機能を実装したものです。
【例5】自己紹介・ポートフォリオサイト
まる
自分自身のスキルや経歴、作成した作品を紹介するWebサイトです。デザインやUIにこだわることでアピール度が増します。
ポイントは、「なぜ作ったか」「工夫した点」「苦労した点とどう乗り越えたか」を自分の言葉で説明できるようにしておくことです。
なるほど……。とにかく作るのではなく、自分の言葉で説明できるよう考えをまとめておきます。
ポートフォリオを作成するときの注意点3つ
【注意点1】完成度にこだわりすぎない
完璧を目指していつまでも公開できないよりはまずは最低限の機能で完成させ、公開することが大切です。後から改善していくことも可能です。
【注意点2】著作権・肖像権
画像や文章などを利用する場合は、フリー素材を使うか、権利者に許可を得る、引用元を明記するなど、ルールを守りましょう。
【注意点3】セキュリティ
パスワードやAPIキーなどの機密情報を、ソースコードに直接書き込まないように注意しましょう。
まとめ
未経験からエンジニアを目指す方にとってポートフォリオはほぼ必須です。
難しく考えず、今回紹介したステップを参考にまずはポートフォリオ完成を目指してください!!!
ポートフォリオを作成するプロセスそのものが他の人と大きな差をつけ、と〜〜〜〜っても大きな成長に繋がります。
まる
ポートフォリオ作成、エンジニア転職。どちらも本気で応援しています!!!🔥🔥🔥